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こんにちは。いかがお過ごしですか？

15日のどんどん焼きが終るとお正月飾りもなくなり

すっかりお正月気分も無くなり日常生活の始まりですね～。

寂しいやら落ち着いたやらでちょっと複雑な心境です。

さて、今年はヘナを選ぶににあたって充分に吟味する必要があります。普段でもヘナには何が混ぜられているかわからないわけですが

今年は其れに拍車がかかることが予想されています。

それは、なぜか、、、、というと

昨年ヘナの原産地インド北西部が厳しい旱魃に見舞われました。雨がほとんど降らなく農作物が全滅に近く深刻な状況で、農作物であるヘナも同様です。

それでもヘナは酷暑で半砂漠地帯をこのむので例年の４０％ほどの収穫があるそうですが、やはり少なすぎます。需要に対して供給の絶対量が足りないのです。

このような旱魃は10年前にもありましたが今年は10年前より深刻なようです。

ヘナの収穫量が少ない産地インドではどのようなことが今起きているのでしょうか。

☆ヘナの価格が異常なほど暴騰している

☆　安価なヘナを作るために様々な混ぜ物をする。

天候により価格暴騰も大変なことですが、それよりも深刻な問題としてあるのは、やはりヘナに危険な化学物質や様々な混ぜ物をされてしまうということ。

何を混ぜるかというと、「ヘナの茎や枝」「ヘナに見た目似ているカッシャという雑草」「砂」「非常に古いヘナ」などはまだまだいいほうです。怖いのは「緑の粉」「わけの分からない化学物質」「薬品」そして時には「牛糞」も混ぜてしまうようです。

ヘナは乾燥され粉となってから大きな麻袋に詰められ売買されます。この時点でもう混ぜられます。ですからヘナのバイヤーは経験豊富な知識とするどい洞察力がなければなりません。簡単にだまされて劣悪なヘナを買われてしまうからです。10年前の旱魃の時も日本からのバイヤーは相当ひどい混ぜ物のヘナをそれと知らず買わされてしまったようです。そして、その被害にあうのは結局は消費者なのです。

今回、このような非常に危険なヘナが日本に上陸大なので、消費者が安全なヘナを見極めることができるように、変なヘナでトラブルにならないように、と私は地元新聞社とその新聞社が発行している月間広告冊子に、インドの旱魃によりヘナに今起きていることを載せて注意を促して欲しい、とお願いしました。もちろん当店の宣伝目的ではないので名前は載せず記事としてとお願いいたしました。

＜なんと、新聞社に断られました＞

「広告冊子では広告を出している美容室があるのでこのような記事は難しい。新聞記事ではドラッグストアーなどで売られているものに関してそのような記事を書くのは厳しい」

このようなヘナは販売禁止であるにもかかわらず、事実は伝えることができない、というのが新聞社の返事でした。新聞社のこの対応に少なからずショックでしたが、これが今の日本の現状です。

ヘナは本当に上質でクオリティの高い混ぜ物100％なし天然１００％でなくては意味がありません。消費者である私たち自身が勉強し本物を見極める目を養っていくことが最大の防御です。

ヘナだけに限らずこれはすべてのことにいえることですね。昨年は油「エコナ」の問題がありましたが氷山の一角です。「自分のことは自分で守る」これが今年もキーワードとなってくるような気がします。

オクタキは今年も本物のみを求めご紹介していきます！！

どうぞ、本年もよろしくお願いいたします。

オーガニックヘアケアサロンオクタキ

吉野喜代美