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「プロフェッショナル」~仕事の流儀~ で、感銘を受けたお二人のご紹介。

2008/01/21

今日は暦の上では「大寒」・・・ここ数日の十勝は氷点下20度以下の世界が

続いていて、寒さ慣れしている十勝人もさすがに堪えますね~
皆さんの地域ではどんな大寒をお過ごしでしょうか。

さて、今日はNHKの番組のお話です。

それは「プロフェッショナル」~仕事の流儀~という第一線で
活躍するプロの仕事に密着するドキュメンタリー番組です。
プロの仕事を目指すものにとって非常に勉強になります。
超一流が発する言葉には人の心を動かす深いものがあります。

この1月に放送されてとても感銘を受けたお二人をご紹介しますね。

まずは最初は鮨職人の小野二郎さん。
「修行は一生終らない」という小野さんはなんと82歳の現役。
「鮨を芸術までに高めた男」という異名もあるようです。

ネタへのこだわり、シャリのこだわり(周りはしっかり、中はホロホロ)
それらはすべてお客さまがお鮨を口の中に入れる最高のタイミングで
準備され、握られ、お客様の前に出されます。
その探求には妥協がない。周りの評価がどんなに高くなろうとも
おごらず、高ぶらずひたすらわが道を行く。

わが道とは「どうすればもっとお客様に喜んでもらえるお鮨を握れるか」
ということのみ。

司会の住吉さんが聞きます。

「あんなにたくさんの方がおいしい!おいしい!って言ってくれて
いるのに、まだダメなのですか?」

小野さんは

「う~~ん、まだあるんじゃないかと思うんですよね。
もっとおいしくする方法があるのじゃないかと」

小野さんの昨年のあの日本のミシュランの3つ星に輝きました。
3つ星とってもこの言葉・・・・
いや、82歳にしてこういう方だからこそ3つ星なのだと分かりました。

生涯現役、生涯探究・・・・感服です。

そして次は歌舞伎役者の坂東玉三郎さん。

玉三郎さん、当代きっての女形・・50年だそうです、踊り始めて、、。
「妥協なき日々に美は宿る」という言葉にすべてが語られていました。

玉三郎さんを表現するにはどんな言葉よりものその踊りの瞬間、
そしてこの世のものとは思えぬあの立ち振る舞いの中にすべてが
あるようです。ぜひ再放送をご覧ください。
私には玉三郎さんを語る言葉が見つからないのです。
玉三郎さんは踊るがためにこの世に舞い降りた精霊のようです。


最後にお二人に共通していたことを。

お二人とも、今目の前にいらっしゃるお客さまに瞬間瞬間集中し
自分の芸(踊る、握る)に集中しているということ。

そして、お客様の前という舞台を降りたら、ただひたすら明日の
お客様、舞台に集中するということ。

それは、小野二郎さんの場合のその一つは
毎日40分は歩いて体力をつける、そして鮨を握る以外は手を
守るために手袋をはめているということ。

玉三郎さんの場合は舞台後は毎日必ず体のメンテナンスを
行なうということ。毎日どこにも寄らず舞台と自宅を往復のみであり
舞台初日の打ち上げにも参加しない・・・。
それは体が弱い自分が明日も同じように舞台に立ち
最高の踊りが出来るように自分を律しているということ。

お二人は、間違いのないプロフェッショナルでした。

私も技術の持つプロとしてどう生きるかと言うことを
改めて考えさせられましたね。

NHKに又いい番組が復活したものと感動しています。

見たことのない方、ぜひ一度ご覧くださいませ。
本などからは得られない生の言葉やはりいいものです。

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◆プロフェッショナル ~仕事の流儀~

公式サイト⇒http://www.nhk.or.jp/professional/

NHK総合 毎週(火)22:00~22:45 放送
 



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吉野大地プロフィール

写真:吉野大地

ミュージックセラピスト、シンガーソングライター、クリスタルボウルヒーラー、ゲリーボーネル氏のノウイングスクール認定アカシックリーダー、ユニティヒーラー。各メニューの詳細などは、TURIYAのホームページをご覧ください。

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