最新情報・コラム

こちらのページではオクタキの最新情報のほか、日々の出来事や想いなどを配信していきます。

インドデリー・アーユルヴェーダ研修記

2007/10/30

2005年7月、ムクティ・アーユルヴェーダ&ヨーガ・アカデミー(MAAYA)のインド・デリー、アーユルヴェーダ研修に参加しました。

7月14日から21日までの8日間の日程で、短いですが、研修とは名ばかりの観光旅行とは違い、観光は日曜日の一日だけで、後は朝から晩までびっちり研修というハードな内容の研修でした。

参加者は現役バリバリのセラピストとして様々な分野で活躍されている人たち6名で、想いは熱く、それにMAAYAのシーマ先生に通訳の日本人女性での計8名は息もぴったり、慣れないインドでのハードなスケジュールもお互い助け合いながら実りあるすばらしい研修となって帰ってくることが出ました。

今回の8日間の研修は、インドデリーに宿泊し、午前中はアーユルヴェーダの病院、午後は宿泊施設にて講義やレクチャーを受けるというもの。

現地指導講師は大変な親日家として知られるDr.ビーマ・バット先生。
ビーマ先生はインド首都デリーにあるホーリー・ファミリー・ホスピタルのアーユルヴェーダ医師で、パンチャカルマ部長であり、世界中を講義やワークショップで飛び回りながら、病院で治療にも従事しておられます。



このホーリー・ファミリー・ホスピタルは、外来病棟・入院病棟・看護学校・薬草園をもつ大きな総合病院で、現代西洋医学と共にアーユルヴェーダ部門・ホメオパシー部門まで併せ持っているすばらしい病院です。

今回、この病院のアーユルヴェーダ部門にて、午前中はビーマ先生の診察をうけ治療の処方を出していただき、パンチャカルマ(体内に蓄積された毒度と老廃物を除去する5つの浄化法のこと)を受けます。

自分の体をモデルとし、体験しながら、それをもとに講義を受けるという極めて恵まれた勉強を受けることが出来ました。
また、幸いなことに参加者6名の体質が全く違うことで、それぞれの体験がまたお互いに良い臨床研究となることができました。

●このタクシーにのって宿泊先から10分で病院に到着。

DSC_0003.JPG

●アーユルヴェーダ部門への入り口

DSC_0134.JPG

●大きな待合室には大きなアーユルヴェーダの神様ダンヴァンダリの絵が。

DSC_0189.JPG

●診察室用の待合席。後ろにはやはりアーユルヴェーダの神様の絵が。

DSC_0008.JPG

少し私に出された処方による処置風景を一部お見せします。

●ビーマ先生の脈診を受けているところ

DSC_0296.JPG

●パンチャカルマ・トリートメントルーム(ここは病院です)

DSC_0131.JPG

●腰にオイル、カティ・バスティ

DSC_0060.JPG

●シローダーラ(ミルクハーブが処方される)

DSC_0301.JPG

パンチャカルマを受けられたことのある方はお分かりと思いますが、パンチャカルマ後は非常に疲れが出ます。
本当は温かく静かにすごし、食事に気をつけ安静にしていることが大切なのです。
しかし、私たちは研修です。この後昼食をとり少し休息をとってから午後、夜間とレクチャーが始まります。
ビーマ先生のレクチャーと、今回の研修のためにMAAYAがプーナ在住の3人のアーユルヴェーダ女医を同行させてくれました。

3人の先生、Dr.スニータ、Dr.プラジェクタ、Dr.ルーパリは私たちに密着して、更に深いレクチャーを与えてくれ、パンチャカルマ後の体調不良にもいろいろ対処してくださるなど、大変心強いドクターたちでした。
そして、私たち参加者6名もお互いに助け合いながら、このハードで、そしてすばらしい実りある深い時間をすごすことが出来ました。

さて、ちょうど滞在中の中間地点に日曜日があり、この日曜日が唯一の観光日となっていました。

シーマ先生は私たちに、せっかくインドに来たのだから有名な観光地に連れて行きたいと世界遺産のタージマハルやアグラ城にいく手配をしてくれていましたが、なんと行くまで4時間くらいかかるとのこと。
しかもそのとき、インドに大雨がやってきているということで、更にもっとかかるかもということでした。
滞在中デリーに雨は降りませんでしたが、ムンバイが大洪水で何百人も亡くなるという大惨事だったことが帰国後、分かりました。
パンチャカルマ3日目でもう疲れが表面化してきていた私たちは、

「観光はデリーでいいです...いや、デリーがいいです!!」と、談判(笑)。

無事に観光はデリーと決まりました。

デリーにもたくさんの観光名所があります。
中でも、インドの父といわれるマハトマ・ガンジーの記念館には、ガンジーを失ったインド国民の悲しみが未だに詰まっているようでとても衝撃的でした。
しかし、ガンジーが眠る墓石は公園のようにきれいに整備されており、天からガンジーがいつもインドを見守っているような印象を受けて、明るい気持ちで記念館を後にすることが出来ました。

●ガンジー記念館

DSC_0243.JPG

●ガンジーの墓石

DSC_0271.JPG

そしてインドといえばやはり寺院です。
寺院も何箇所かまわらせていただき、神聖な空気を堪能させてもらいました。

それから私の目的は、ヘナおばさんを探すこと!
あまりオレンジの髪をした方はいらっしゃらなかったけど、何人かお見かけしました~。

●ヘナおばさん

DSC_0205.JPG

ヘナ犬もいました。

DSC_0195.JPG

インドでもたわわな黒髪が美人のしるしなので、化学染料入りへナが多く発売されているそうです。
残念なことです。このようにたった一日の観光でしたが有意義に過ごすことが出来ました。
デリーを楽しみました。

このように8日間という短い研修旅行でしたが、まだまだ書ききれないことがたくさんありました。
本当に内容が濃く深い体験となった実り多い勉強をすることが出来ました。

これもビーマ先生はじめスニータ先生、プラジェクタ先生、ルーパリ先生、通訳の前田さん、そしてシーマ先生と、今回の旅で仲間となった参加者のメンバーのお陰と心より感謝いたします。

又ぜひ、インド研修参加したいと思っています。今度はヘナ畑に行きたいですね!

●デリーの寺院まえにて

DSC_0282.JPG

ご予約について

0155-41-3507

受付時間
9:00~17:00 定休日:月・火曜日

おすすめ音楽サイト

オクタキ併設店のヒーリングスタジオ「トゥリヤ」は、2012年10月にオープンしたミュージック&ヒーリングスタジオです。ミュージックセラピスト吉野大地による、クリスタルボウル&ヴォイス(歌声)によるミュージックヒーリングや、アカシックリーディングなどで、心と身体を本来の調和のとれたバランスに取り戻すお手伝いをさせていただきます。

吉野大地プロフィール

写真:吉野大地

ミュージックセラピスト、シンガーソングライター、クリスタルボウルヒーラー、ゲリーボーネル氏のノウイングスクール認定アカシックリーダー、ユニティヒーラー。各メニューの詳細などは、TURIYAのホームページをご覧ください。

http://ameblo.jp/turiya-music/